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条件付け

必死に快楽を貪るペットを見下ろしながら、彼女はニヤニヤと意地悪く笑っていた。

ペットに自慰をさせてから3時間。
今にも果てそうに終始震えているものの、一向に果てる様子はない。
…許可を出していないのもあるが。


ごしゅじんさま、いかせて下さい。

と、半分呂律の回っていない声が何度目かのおねだりをする。


そろそろ頃合か。
余裕もまったく無しに、縋るように見つめる目に、彼女は優しく微笑んだ。

良いよ、逝きなさい。

許可を合図に、
悦び、本能のままに擦りあげ、
目の前にありながらありつくことの出来なかった限界を一瞬で…

しかし、中途半端な逝き方をするのみで、まともに射精は出来ていなかった。
もどかしいのか必死で擦り続けるが、断続的に逝くのみで、やはり射精といえる状態にはなっていない。

混乱するペットに、静かに笑う。
最初は意識していなかったが、続けたことでどうやら「キー」になったらしい。
その「キー」が満たされていない今、許可しようがどんなに擦ろうが、きっとこのまま射精もろくに出来ないだろう。


おかしいね、許可したのに。逝かないの?

逝って良いのよ?……もしかして、逝きたくない?

どんなに問うて煽っても、まともに射精できないまま、俗に言う空逝きばかり。
首を左右に振りたくり、喘ぎ泣きながら、逝かせて、と叫ぶ。


そんなペットの傍らに立ち、屈み、耳元に囁く。

「逝け。」

絶叫しながら、待ち望んだ射精をようやく果たし、震えながら荒い息をつくペット。


──もし、このままこれを続けたら。

彼の意のままに射精出来ない身体になって、
言葉が無い限り、苦しみ続けることになるのだろうか。


ペットの知らない遠くない未来に、彼女は密かに微笑んだ。
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プロフィール

くー

Author:くー
こじらせM男の方々と会話していて浮かんだものや、
一時の衝動をまとめた物置。
短編と言うよりは概要に近いものばかり。
会話相手がマゾさんばかりなので、そういった内容に偏っています。

楽しく読んで頂けると幸いです。

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